インサイド・ヘッド 邦題にみるディズニー日本の陰謀 夢のあるSFを、ただの受け身な設定と化してしまった 邦題は成功だったのか?ディズニー インサイド・ヘッド Inside Out (English)
ディズニー日本が仕掛けた
ピクサー最新映画 インサイド・ヘッドという日本語タイトルの罪~
原題英語タイトルの能動的キャラのスタンスが 日本語タイトルに差し替えられて受動的キャラになってしまったという
タイトル詐欺は なぜ 意図的に画策されたのか?
これはアナ雪に次ぐタイトル詐欺か?
Why Disney has changed the title Inside Out' to 'Inside Head''?
Disney Japan forcefully attempted to
implement the passive image of
character by re-naming the film title '
'Inside Head' (in Japanese)
instead of 'Inside Out'(the original title)?
さて、先日ついに ディズニー(ピクサー)の≪インサイド・ヘッド(英語の題名は Inside Outインサイド・アウト≫
観に行きました。
(評判通り ドリカムの前座の噂を聞いていたので本編に影響しないように極力見ないように無視しましたが。。)
今年の夏は色々と洋画が目白押ししているので多忙ななか外せなくて悩みますが 行きました。。
まぁよかったんじゃないでしょうか。
しかしそれにしても邦題の インサイド・ヘッドというのはあくまで邦題でして、英語のタイトルは
インサイド・アウトです。
Inside Outというのはどういう意味か分かりますか。
普通 パジャマやTシャツなど 裏表反対に着ている人などがいて 指摘するときに 使う言葉です。
例えば、
Normally wearing your clothes inside out is a sign that you got ready in a rush that morning. ..
http://www.bbc.co.uk/newsbeat/article/32446811/people-are-wearing-clothes-inside-out-to-mark-fashion-revolution-day
Wearing clothes inside out is often viewed as a mistake, a sign that you've had a rough morning. Maybe it doesn't have to be.
http://www.gq.com/story/tshirt-inside-out-gosling-kanye-pines
要するに英語のもとの題名は、
≪本来 内側で起こってるはずのものが逆に表に飛び出した≫という状況を説明しているわけでして、
邦題の場合は≪所詮は 「頭の中」のストーリなんだよ≫と言ってるものです。
(だから臨場感という意味では英語の題名のほうが面白さを誘発しているようなきもします。)
なぜなら ≪所詮は頭の中のストーリー≫と片づけている邦題は
結局キャラクターは「ぬし」である「本体」の人間が操るものであり、受動的存在です。
英語の題名は≪実はこういうキャラがいて我々を操ってるんだよ、これは裏方ストーリーなんです≫
っていう
本編ストーリーを表している。
仮に、事実に基づいた脳の反応を描いた映画であったとしても、
あくまでSFチックなスタンスを崩していないわけです。
で、ということは
キャラのスタンスは≪能動的≫スタンスなわけです(実際そういう中身ですよね?)
例えばもっというと、
≪あなたの感情はあなたが動かしているのでは
なくて、実はこういういろいろなキャラクターが実際に存在していて、あなたの感情を制御しているんだよ≫と。
そういう認知で構成されている という
一種SF的設定、
これは子供たちには それ自体強いメッセージかも
しれません。
つまり、自分がそう思って感情が爆発していると思っていたものを
別の第3者的存在が 操っていたという暴露的なストーリー。
これは逆にいうと、子供たちがこのキャラクターの存在に興味を持ってもらうことによって
普段からの自分の感情というものを
もっと身近に理解してほしい、
という製作者の意図があるのかもしれません。
(なので、
邦題は 逆にいうと、そういう製作者のメッセージも尊重されてないようなきもします。。)
それに Inside Outというのは
単に、うちと外が逆、っていう意味ですから
これってどういう面白さがあるんだろ?と
思うと思います。
そういう意味では ネタバレ的な インサイド・ヘッドという邦題は
一種 ≪なんだアタマの中の話か≫という
鑑賞する前からのあきらめというか、つまんなさというのを誘発しそうなタイトルでもあります。。。
このわざと別のカタカナを導入した
(インサイドヘッドという単語ですが、実は英語ではない!Inside your head などが正しいでしょう。。)
のは
日本のディズニーは大人が単独で鑑賞するケースが多い
アナ雪のように(これだって アナと雪の女王 は
実はもともと
エルサとアナは何のつながりもない、他人だったころの最初の設定のタイトルを邦題化した。
Anna and the Snow Queenというのがあった。
またアンデルセンの≪雪の女王≫が有名で それをモチーフにしたから、というのもある。)
日本の市場向けに(どうやったら売れるか)邦題化したんだろうと考えての末のことだったんだろう。
でも インサイド・ヘッドよりも インサイド・アウトのほうが、
ミステリアスで ≪いったいどんな映画なんだろ?≫って思わせるから原題のほうがいいなぁと思うのですけどね。。
まぁ最初からネタバレしないと
観客は見に行かないかもって思ったのかもしれませんが。。
おまけ。
アナが、メリダが、ヒロが、ヴァネロぺが、
なぜか出てくる
感情が爆発してる ファン制作の
Disney Inside Outの予告編(笑)(下のリンク)
これは 面白い!!
https://www.youtube.com/watch?v=MRArQUGn2DE
ピクサー最新映画 インサイド・ヘッドという日本語タイトルの罪~
原題英語タイトルの能動的キャラのスタンスが 日本語タイトルに差し替えられて受動的キャラになってしまったという
タイトル詐欺は なぜ 意図的に画策されたのか?
これはアナ雪に次ぐタイトル詐欺か?
Why Disney has changed the title Inside Out' to 'Inside Head''?
Disney Japan forcefully attempted to
implement the passive image of
character by re-naming the film title '
'Inside Head' (in Japanese)
instead of 'Inside Out'(the original title)?
さて、先日ついに ディズニー(ピクサー)の≪インサイド・ヘッド(英語の題名は Inside Outインサイド・アウト≫
観に行きました。
(評判通り ドリカムの前座の噂を聞いていたので本編に影響しないように極力見ないように無視しましたが。。)
今年の夏は色々と洋画が目白押ししているので多忙ななか外せなくて悩みますが 行きました。。
まぁよかったんじゃないでしょうか。
しかしそれにしても邦題の インサイド・ヘッドというのはあくまで邦題でして、英語のタイトルは
インサイド・アウトです。
Inside Outというのはどういう意味か分かりますか。
普通 パジャマやTシャツなど 裏表反対に着ている人などがいて 指摘するときに 使う言葉です。
例えば、
Normally wearing your clothes inside out is a sign that you got ready in a rush that morning. ..
http://www.bbc.co.uk/newsbeat/article/32446811/people-are-wearing-clothes-inside-out-to-mark-fashion-revolution-day
Wearing clothes inside out is often viewed as a mistake, a sign that you've had a rough morning. Maybe it doesn't have to be.
http://www.gq.com/story/tshirt-inside-out-gosling-kanye-pines
要するに英語のもとの題名は、
≪本来 内側で起こってるはずのものが逆に表に飛び出した≫という状況を説明しているわけでして、
邦題の場合は≪所詮は 「頭の中」のストーリなんだよ≫と言ってるものです。
(だから臨場感という意味では英語の題名のほうが面白さを誘発しているようなきもします。)
なぜなら ≪所詮は頭の中のストーリー≫と片づけている邦題は
結局キャラクターは「ぬし」である「本体」の人間が操るものであり、受動的存在です。
英語の題名は≪実はこういうキャラがいて我々を操ってるんだよ、これは裏方ストーリーなんです≫
っていう
本編ストーリーを表している。
仮に、事実に基づいた脳の反応を描いた映画であったとしても、
あくまでSFチックなスタンスを崩していないわけです。
で、ということは
キャラのスタンスは≪能動的≫スタンスなわけです(実際そういう中身ですよね?)
例えばもっというと、
≪あなたの感情はあなたが動かしているのでは
なくて、実はこういういろいろなキャラクターが実際に存在していて、あなたの感情を制御しているんだよ≫と。
そういう認知で構成されている という
一種SF的設定、
これは子供たちには それ自体強いメッセージかも
しれません。
つまり、自分がそう思って感情が爆発していると思っていたものを
別の第3者的存在が 操っていたという暴露的なストーリー。
これは逆にいうと、子供たちがこのキャラクターの存在に興味を持ってもらうことによって
普段からの自分の感情というものを
もっと身近に理解してほしい、
という製作者の意図があるのかもしれません。
(なので、
邦題は 逆にいうと、そういう製作者のメッセージも尊重されてないようなきもします。。)
それに Inside Outというのは
単に、うちと外が逆、っていう意味ですから
これってどういう面白さがあるんだろ?と
思うと思います。
そういう意味では ネタバレ的な インサイド・ヘッドという邦題は
一種 ≪なんだアタマの中の話か≫という
鑑賞する前からのあきらめというか、つまんなさというのを誘発しそうなタイトルでもあります。。。
このわざと別のカタカナを導入した
(インサイドヘッドという単語ですが、実は英語ではない!Inside your head などが正しいでしょう。。)
のは
日本のディズニーは大人が単独で鑑賞するケースが多い
アナ雪のように(これだって アナと雪の女王 は
実はもともと
エルサとアナは何のつながりもない、他人だったころの最初の設定のタイトルを邦題化した。
Anna and the Snow Queenというのがあった。
またアンデルセンの≪雪の女王≫が有名で それをモチーフにしたから、というのもある。)
日本の市場向けに(どうやったら売れるか)邦題化したんだろうと考えての末のことだったんだろう。
でも インサイド・ヘッドよりも インサイド・アウトのほうが、
ミステリアスで ≪いったいどんな映画なんだろ?≫って思わせるから原題のほうがいいなぁと思うのですけどね。。
まぁ最初からネタバレしないと
観客は見に行かないかもって思ったのかもしれませんが。。
おまけ。
アナが、メリダが、ヒロが、ヴァネロぺが、
なぜか出てくる
感情が爆発してる ファン制作の
Disney Inside Outの予告編(笑)(下のリンク)
これは 面白い!!
https://www.youtube.com/watch?v=MRArQUGn2DE