緑の女神の正体は、戦時中の消防車です! Green Goddess is a fire engine!

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Green Goddess is the colloquial name for the Bedford RLHZ Self Propelled Pump, a fire engine
used originally by the Auxiliary Fire Service(AFS), and latterly by the British Armed Forces.

グリーンゴデス(GREEN GODDESS)緑の女神、というのは、第2次世界大戦中に待機した、消防車の(俗称)ことです!しかも、連合国側だったイギリスは、敵国の、核兵器使用後の、火災を鎮火するために(
It was thought that a nuclear attack on Britain would cause a large number of fires, which
would ovewhelm the orninary fire service, so a large stock of basic fire engines was ordered
to form a reserve capacity.)装備された、ものなのです。大量に民間に待機させたということです。

(結果的に、みんな知ってのとおり、世界中で、核の爆弾を落とされたのは、日本の広島と長崎だけで、イギリス本土には、落ちてません。だからグリーンゴデスはその、対核兵器投下後の鎮火には、使われていません。当然ながらですが、、、。)

実はごく最近まで、地元の消防団にも「待機用」という名目で、グリーンゴデスが配備されていたのだけれど、ついこの間2000年を過ぎたころから、やはり最新鋭の赤い消防車が主力ということで、民間にオークションにかけられ、個人のファン(愛好家)に買われていきました。

実際、うちのScotter村に、GreenGoddessを個人的に所有している家があって、通りに面して堂々たる駐車ぶり(!?)でした。ふつうのせせこましい家に、でーん、とPARKINGしているGREENGODDESSの存在感はさすが。緑色がなんとなくミリタリー色ですが、その愛称とあいまって、みんながグリーンゴデスのとまってる家だ~!なんて騒いでたなぁ。

ちなみに、普通のちょっとした家でも、(室内indoor)プール(swimming pool)がある家は、地元の消防署に通知というか登録してあって、有事(おおきな火事とか)があるときに、ちゃんと消防団がアクセスできるように(協力要請が)してあるのだとか。(これは友達のFARMERの家族が招待してもらったときに、インドアプールがあったんだけど、まさにその話を裏付けるかのようなエピソードも聞かせてもらえました。とかく、私の住んでいたLINCOLNSHIREは、FARMERが多いです。)(FARMERといっても、農業だけじゃなくてlivestock(つまり牛や羊の放牧や豚の肥育)をしているファーマーも多い)。

また、家の外観を変えるような増改築は、地元の自治体カウンシルCOUNCILの許可PERMISSIONがかならず必要(また両隣の家にも設計図を示し、合意を得る必要もある)があるように、

水を大量に必要とする個人のプールSWIMMINGPOOLも、WATER BOARD(水道局)にちゃんと了解を得てきまったRATE(レート)を支払わないといけません。

一回2000年後に起こった、雨がちっともふらない異常気象のイギリス(こういう年もあった)のときは hosepipe ban(家庭でのホースをつかった散水の禁止令)というのがでて、みんな辟易したもんです。というのは、雨があまりにもふらなかったので、本来の緑の芝生がそこらじゅう、真っ黄色になってしまったんで、皆、ホースで散水しまくったもんだから、ただでさえ水不足(空っぽのreservoir(貯水池)の前でよくTVリポーターが中継してました)なのに、こんなこと人々がしまくったら困るということでした。
GreenGoddessの写真ものっけときますね。