What is Japanese 'Woo-star-sauce'? British 'Worcestershire' Sauce goes fareast.

What is Japanese 'Woo-star-sauce'?      British 'Worcestershire Sauce' goes  fareast.

イメージ 1イメージ 2日本の食卓ならどこにでもあるだろう「ウスターソース」。この「ウスター」って何だろう?って考えた人はいるだろうか。(某コ―ミソースなど、裏ラベルの品名を見てください。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これはれっきとしたイギリスの、地名(地方名)からきています。ウスターソースは、Worcestershire Sauce(ウスターシャー・ソース)のこと。イギリスの、Worcestershire(ウスターシャー州)のソース、ということです。
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もっといえば、イギリスでウスターソースといえば、あのオレンジのグラスボトルの、WorcestershireのLea&Perrinsのソースということできまり。Lea(リー)さんと、Perrins(ぺリンズ)さんという人(実は薬剤師)が、世界で初めて商品化したというわけです。
日本に来たのは明治時代以降ですが、日本人が揚げ物などに書けるのに比べ、イギリスでは本来はスープなどの料理の隠し味につかうのが違うといわれています(Lea&Perrinsでは、Chipsにつけてみるとか、toasted soldier(半熟卵にディップするように、トーストを焼いた後、Stripsにしたスライスということです)を卵にディップしたあとにあわせてソースをつけるなど、提案しています。
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日本のウスターソースと、本家イギリスのウスターソースは材料が違います。なので、名前はそこから来たけど、中身は別物と考えていいというのが実態。(実際は色も似ているんですけどね。)
 
日本は本来「西洋しょうゆ」というふれこみで売りだしました。
日本のは、
野菜や果物(トマトやリンゴ)のピュレー、糖類・食酢・香辛料・でんぷん・カラメルなどが入っています。が、
イギリスのものは、アンチョビ・タマリンドクローブなど入っていて、材料からして魚醤ぽいという評価もある(筆者はそうは思わなかったけど。)
 
私の場合は、イギリスのは随分さらっとしていて、ツンとしているなぁとは思ったことはありますが、イギリスのはイギリスのでなんとなく使っていました。とにかくイギリスのは小びんです。ハンバーグのたねを作る時に、トマトケチャップと一緒に使ってましたね。
 
ちなみに、日本のばあいJASが、ウスターソース、中濃ソース、濃厚ソースの3種類を、科学的な粘度測定値によって定義し、メーカーに適切な表示するように義務づけしています。